コード!コード!コード!COOD! COOD! COOD!その2
コード(Chord)のテンションってわっかんねえなあ。
というのがあり自分なりの解釈や使い方をもやーんと下記のようなことを考えたりしています。
・前後のコードとのつながり、動きの関連性を意識している
・特定の音階やモードを指定している
・なんかサウンド
「なんかサウンド」について書いてみます。
なんかキーがCのメジャーの場合、なんかドレミファソラシの白鍵盤7音すべてを鳴らすと、すべてのダイアトニックコードの音が鳴っている状態となり
一応コードネームで表記することは可能ですが、全部の音が鳴ってしまっているので
どこをどう捉えてもどうとも言えないトニックとかサブドミナントとかドミナントとかわかんねえやつになります。
それは全てであり全てではないのです…みたいな禅問答和音です。
そこからF音(11th)をオミットすればCのトニックとしての機能が戻ってくるわけですが
ナチュラルテンションが多いとサウンドは着地感の薄い曖昧さが増すイメージを持っています。
光の三原色で全ての色を重ねると白になるのですが、和音もナチュラルテンションを重ねるほど色が曖昧になっていき最後に全ての音階の音が重なると機能を同定できない「白」になるという屁理屈。
じゃあオルタードテンションはどうなの?
オルタードテンションは色の三原色のほうで重ねるほど色が濁って暗くなっていくイメージ。
最終的に「黒」になるかどうかちょっと厳しい気がするのでちょっと弱いかもしれない。
黒の和音とか中二病感あってかっこいいけども。
・ナチュラルテンション→パステルカラーのような曖昧だけど明るみのある方向にサウンドを作っていく
・オルタードテンション→濁りを加えて不安定で暗いサウンドを作っていく
・テンションを使わない→シンプルで着地感のあるサウンドを作っていく
「なんかサウンド」カテゴリでは自分は上記のようなイメージで捉えて
そこに他のカテゴリの考え方を組み合わせてコードを使っている感覚かなあ。