slowstoop音楽( ゚д゚) ポカーン

音楽の考察、仮説、思いつきなど

ファンクにおける四拍子が内包する8分音符や16分音符、また二分音符、全音符がポリリズムである可能性について

ジェームス・ブラウン(以下JB)の動画を見てると、溢れんばかりの衝動的なダンスパフォーマンスにテンションがあがるしかないです。

マイケル・ジャクソンも子供の頃にJBを見てかなり影響を受けたらしいですね。幼少期にJBのダンスを真似て踊る映像があった気がする。

ジェームスブラウンレッグスとかいうらしい足の細かい動きがちょうすごい。

細かく動きながら床をヌルヌル滑るよにうごくやつとかちょうすごい。

 

ダンスはその人が内側で感じているリズムやグルーヴのイメージを体のあらゆる部位を通して外へと放出し表現する行為だと思うんですが

JBを見てると一定のリズムで演奏されている1曲のなかで四拍子で乗る動きのほか、ゆっくりした動きや震えるような速い動きなど、違う時間軸が同時に流れ入るような印象を受けます。

 

これを見ていてふと思ったのが、四拍子を軸に8分音符や16分音符などが内包されているのではなく8分音符は8拍子、16分音符は16拍子として独立した周期を本能的に捉えているのではないかとということ。ポリな捉え方。ポリリズム

 

ポリリズムは一般的には同じグリッドを共有しつつ音のグループを違う分割で捉えるやつ(クロスリズム)や、頭以外のグリッドを共有しない四拍子と三拍子を同時に演奏するようなやつを言うと思いますが、前述のような普通はモノで捉える周期がファンクにおいてはポリで存在してそうな、そんな夏の訪れを生ぬるい扇風機の風が髪をなぜるときに感じています(ポエジー)。

 

それと、四拍子に対して速い方の周期だけではなく、少ない方の周期である二分音符・二拍子や全音符・一拍子を捉えるのもファンクではすごく大事なのではと睨みつけています。ドンドンドンドンと乗るなかにヌーンヌーンとうねるように揺らぐ感覚。

 

速いと遅いが同時に流れるということではドラムンベースやトラップなどのリズムをそうかもしれない。これらは倍、または1/2が同時にあるやつ。

速いと遅いが同時にあることで特有の感覚のうねり、トリップ感が発生するのではと見ています。

トラップはキックやスネアが少ないから遅く見えるけど基本速いほうで捉えてるっぽいですね。

 

この記事で何が言いたかったかというと、ファンクのリズムを時間とアクセントの二次元グラフだと思ってたら実は手前と奥がある三次元グラフで、正面から見て同じ線上にあると思ってたものが実は独立してたかもしれないということです(数学苦手)。

 

中二病患者のかたはここから虚数軸リズムがあるのではと想像を広げがちです。やめて。